DHCPの与太話

 DHCP Failoverは仕様としてどうなんだろ。
 自分ところでIPアドレス払い出し処理が完了したら、Peerの片割れと払い出し情報を共有する仕組みなのね。
 ということは、自分のところでのIPアドレス払い出し終了直後にダウンすることがあったら、それは共有されない訳でして。
 Failoverといってる割には…というのが率直な感想。
 せっかく2台使うなら、同じネットワークと異なる払出IPアドレスレンジをそれぞれ持たせた方が確実だよね。その場合、故障時に救えるクライアントは、トータルの1/2になっちゃうけど。
 DHCP Failoverに関しては、特にIPv4の環境においては、ISCのリリースノートとかRFCドラフトを読んでいる限り、もうこれ以上何らかの改修がされるとも思えないので、ぶっちゃけ採用はやめとけ、ってのが結論なのですが、いかがでしょ。